友人の結婚式で帰省中。
日ごろの疲れからか、飛行機の乾燥した空気のためか、のどが痛くなったため、薬局へ喉スプレーを買い求めに行った。
私:喉スプレー欲しいんですけど ← この助詞の抜けっぷりが既に関西弁
店員:(頷きながら)成分ほとんど一緒で、これが一番安い
といって、有無を言わさぬ調子で私の目の前にあるスプレーを置いてみせるのであった。
私:それじゃ、それで
店員:(そうでしょそうでしょ、という顔で、もしくは、あんたいいの選んだわよ、といいたげな顔で)
○○円になります
東京であれば、もうすこしやわらかい物言いで、これやこれやこんなのがあって、これはこういうのがイイデスヨ、なんて風にやさしく薦めてくれるもんである。
関西では、しのぎを削る製薬会社をものともせず「成分ほとんど一緒」とぶったぎられてしまったのだから笑える。しかも彼女の一言から、やっぱり「安さ」が重要なポイントを締めていることが端的に分かるのであった。すごいぜ関西。