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貴方と出会えて、本当によかった

貴方と出会えて、本当によかった_d0018877_0385572.jpg貴方と出会えて、本当によかった_d0018877_0385587.jpg大好きな大好きな友人の、披露宴に出席してきた。ご家族や親族、友人たちに囲まれ、彼女はとても幸せそうだった。私も幸せだった。
彼女とは自然教室という、小学生から中学生までを対象にした、いわばボーイスカウトやYMCA的な活動を行う団体で知り合った。当時私は大学生、2つ年下の彼女は高校生だった。パシパシとものを言う彼女に圧倒されたが、それは本当に最初のうちだけ。すぐにタイミングがあう相手であることをお互いに見抜き、気付けば仲良くなっていた。
キャンプの話や団体の活動の話。リーダーたちの話。お互いの話。色々な話を沢山したし、何よりも、沢山笑った。同じタイミングで同じセリフを言い、かぶった!と言って笑う。子供がこう言ってめっちゃ可愛くてさあ、と報告しあって笑う。信号変わる!と走りながら笑う。まさに「箸が転がってもおかしい」状態で、いつもいつも笑っていた。あまりにつるんでいたので、仲間たちには、なんか似て来たな2人、と言われたりした。
お互いに働きはじめ、物理的にも距離が離れてなかなか一緒にいれなくても、私達は相変わらずだった。いつも絶妙なタイミングで連絡をくれ、私が帰る度に時間を作ってくれてはおしゃべりを楽しんだ。お酒を飲んで、笑った。
リーダー仲間に対しても子供たちに対しても、間違っていることは間違っているとはっきりと彼女は言う。だけど同時に彼女は心遣いや愛情を忘れなかった。だから厳しく言われても子供たちは懐いていたし、リーダー仲間にもとても愛されていた。以前、彼女のパワースポットに連れて行ってくれたことがある。ここに(私を)連れて来てあげたかってん、と、彼女は笑った。今だから私は、当時自分にパワーが足りていなかったことが分かる。だが彼女はきっと、その時に気付いていたのだ。一見私が元気に見えても、パワーが足りていない、もしくは、もっと私ならパワーを持てるのに、ということを、知っていたのだろう。年齢的には私の方が上だったが、彼女は時に私の姉的な存在だった。私は彼女に甘えていた。今日初めて、そのことに気付いた。
彼女は披露宴の最後に、ブーケをくれた。実は彼女のブーケは、4つの小さな花束を束ねて作られていた。それを4人に1つずつ、分けて渡してくれたのだ。凄く彼女らしい心遣いだと思った。花嫁のブーケが欲しいという気持ちが、初めて分かった気がした。彼女がくれたブーケだから、凄く嬉しかった。
彼女がこれからもずっと、そして更に幸せであることを、心から祈っている。結婚、おめでとう。
by hiranori | 2008-04-21 00:38 |


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