NHK ETV特集「里山で子どもたちが輝く」

NHK の教育番組で、「里山で子供たちが輝く」というものを放映していた。千葉県木更津市の学童保育の子供たちを対象に、毎週土曜日、里山過ごすことを支援している。子供たちは好きなことをして過ごしていて(テレビゲームをしている姿は見られなかった)、その中でちょっとした楽しみやいさかい、発見などがある。そんな姿を半年間追った、ドキュメンタリーだった。途中からしか見れなかった(のでとても残念だ)が、やっていることがとても 自然教室 と似ていて、やられた感と、嬉しさと、半々位で見た。ま、あまり参加していない私が言うのもなんだけど。これだけの子供たちをこれだけ定期的に、こんな風に解放できる場所があるとは。
子供たちの表情や発言を見聞きしながら、自然教室の子供たちを思い出した。そうそう、こういう顔する。こういうしゃべり方、するする。
ドキュメンタリーを撮影している側は、「それ、どうするの?」「この後どうするつもり?」と、目的を聞く場面が結構あった。それに対して子供たちは「ただ面白いからやってるだけ」「別に何もない」と答えたり、それは無理やろ!という、壮大な計画を口にしたりする。どちらにも共通するのは、多分、どっちでもいい、という感覚なように思った。大人って、すぐに目的を求めちゃうんだよな。途中、「子供は大人とモノサシが違うんだと思った」というコメントをしている方が居た。やろうとしていたことがダメになっても、その経緯さえも楽しんでいるような、結果を求めない楽しみ方。
目的を達成する面白さや重要さも、勉強できればいいと思う。効率のよいやり方を覚えるのは重要だし、それを自分で考えられた時には(既にある手法であっても)、とても大きな碇になるだろうと思う。だけど目的に繋がらないことも必ずしも無駄ではないこと、それがちょっと面白かったりする場合もあることを感じられるのは、いい事だと私は思う。自分の周りのことも自分の要素になっていくという感覚が面白い、と、後でいいから、思えるといい。だから面白いし、だから選ばなくちゃいけなかったりする。彼らが私と一緒である必要は、勿論無いけれど。
傍にいる大人は、子供のモノサシだけという訳にはいかないが、役割が勿論ある。リーダーとして参加することがある身としては、見守る側としての視点も気になり、それも気にしながら見ていた。ここはかなり放任主義。うち(自然教室)より数段凄いかも。でも子供たちは自分達でその問題を解決してきたりする。どこまで見守って、どこから止めるか。いつも迷う点であり、それについては番組を見ても解決はされなかった。ま、自分で考えるしかないから仕方ないな。どこを外さないポイントにするか、は、毎度の事ながら、難しい。そもそも放任主義にするには、それだけ、する側のレベルが高くないとできない。知識、経験、最低限で方針や意志。この辺りは何にでも共通することだが、一朝一夕ではいかないなあ、と思ったりした。
あー、ちゃんと見たかった。それにしてもみんな、楽しそうだったなあ。
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by hiranori | 2008-10-27 13:52 | 音楽・本/漫画・映画・芸術・TV


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