Love Letters

大学のゼミの先生から電話があり、「ところで引っ越すんですけど」と言ったら、「また引っ越すのか!あなたほんとに引越しが好きだなあ」と言われました。先生までそんなこと言いますか・・・。いつ引っ越すの?と言われたので、明日です、と答えると、そんな時に電話して悪かった、と、恐縮された。
引越しの荷物をまとめていると、色々なものが出てくる。普段はしまってあって、引越しのときになると表に出てくるものたちだ。普段はめったに見ないけれど、やっぱり捨てられない、大切なものたち。たとえば昔人にもらったプレゼントや、手紙など。
手紙の中でも特に愛情の強いものがあり、これらを私は時々読み直す。友達からであったり当時の彼氏からであったり、書いてくれた人はまちまちで、もらった時期もまちまちだ。だけどどれも、私を肯定し、私への愛情を示してくれていることは共通している。内容もまちまちだが、総称してラブレターと呼んでもいいだろう。それらの文面からは、ネガティブな香りが不思議なほどしない。時間の経過とともに、その周辺の悪い要素が流れてしまったのだろうか。逆に良い感情は綺麗に文面に残るようで、いつ読んでも、私は微笑ましく、暖かい気持ちになれる。
彼らは私がこれを、こんなに後になってもまだ読んでいると、あの当時思っていただろうか。これにどれだけ元気付けられてきたか、もらった当時よりもむしろもっと後になってから、私の支えであり続けるであろうことを、あの当時、想像することはあっただろうか。きっと彼らはそんなことは考えていなかったに違いない。けれどこれらの手紙は確実に、何度も、私を暖めてくれた。私への愛情を示してくれた友人たちの過去に、改めて感謝したい。
引越しの度に、一応すべてのものが要る/要らない協議にかけられるわけだが、この手紙たちは、毎度微笑みと共に「要る」側へ分類される。普段目にしないことと、要らないことは、別なのだ。
でもほんと、もうしばらく引越ししないんだから!ほんとにモウイヤ。色々な発掘も面白いが、そうはいっても引越しはやっぱり面倒だ。
[PR]
by hiranori | 2008-11-23 04:35 | ふとした幸せ


<< 葉山便り: START 続行中 >>