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ひらのり兄妹、葉山に現る

ひらのり兄妹、葉山に現る_d0018877_1352086.jpg兄「葉山、俺は住まれへんけど、居てくれるんやったら居てくれていいなあ」
妹(同文)
なんたる身勝手なヤツラだ。
妹の休みが日曜に重なったので、兄と妹が葉山にやって来た。当初は、なんでそんなところにお前住むんだ、という気配が濃厚だった彼らだが、周囲の家の様子やお店、部屋の様子に、いいところだということはわかって頂けたようだ。で、冒頭の暴言(?)。住むには不便だが、たまに遊びに来る別荘があると思えば素敵なことだ、と言いたいらしい。いいけどね、私はここでも大丈夫だから。
お昼過ぎ、マキバオー(兄車)でやって来たひらのり兄妹。そこの餃子屋でいい、という兄を押し留めて、森戸海岸向かいの cafe: manimani に行ってみた。いわゆる cafe 飯と、雑貨の店。まったりした雰囲気の中ランチ。席につき、ランチを選んで間もなく、
妹「寝れる、ここ」
兄「ここにずっといたい」
・・・つまりそれだけ、居心地がよかったらしい。ひたすらまったりする 2 人。都会の喧騒に疲れた人たちそのものである。ふふふ、ほーらいいだろう、葉山。途中、雑貨を物色しつつかわいいランチ飯を食べ終わり、まだいたいという兄妹をひきたてて、葉山のおうち、葉子ちゃんへご案内。前の家のほうが、ファシリティー&セキュリティー的には上なので、この 2 人の反応や如何に、と思っていたが、拍子抜けするほど良かった。ま、酷評されたとしても、私の葉子 Love には変わりないんだけど。
兄「落ち着くなー」
妹「寝れるわー」
またか。この人たち、このまま居付くのではなかろうかと、半ば本気で心配になった程、お気に召して頂いたらしい。家までの道を歩いている時も、昔住んでいた西宮の下町を思い出すらしく、懐かしい気分になったようだ。なんにせよ、彼らはすっかり葉山が気に入ったらしい。私とは少し違い、海があることよりも、のんびりした町の風景が好きなようだ。夕方、何度も海沿いに触れながら散歩したが、私以上に海&夕陽に反応を示す者はいなかった。
夜は、先週に引き続き Piscaria。 だって美味しいんだもん。魚と野菜しか置いてないけど(パスタはある)、ともかく美味しいから、ということでこの店を紹介したが、予想以上に反応がよかった。兄弟の中で一番兄が食べ物に五月蝿いのだが、とても気に入った様子で、コメントはとにかく「うまい」。よかったねえ、オニイチャン。お酒を飲まない人たちなので、食後はデザート&珈琲。お酒を飲んだ私も、ついつい一緒に食べてしまった。チョコトルテにする予定だったが、パネトーネ。妹と「美味しいって言われたってパンだよね」と、却下気味だったのだが、オーナーがとにかくコレは美味しい、と勧めるので、そこまで言うなら、と、食べてみることに。そしたら予想外に美味しかった。あまりに美味しかったのでそのとおり伝えたら「予想外って・・・」と苦笑された。すみませぬ。
なんにせよ、兄妹たちは、とても満足して帰っていった。妹・姉がちょっと変わり者で、よかったね、お 2 人さん。
by hiranori | 2008-12-24 13:52 | ごはん・たべもの


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