人気ブログランキング | 話題のタグを見る

いかなごのくぎ煮 +α

いかなごのくぎ煮 +α_d0018877_1332728.jpg・いかなごのくぎ煮
ちなみにいかなごくぎ煮とは、こんなもんですね。昨年の日記より。
そしておととしの日記(4/18 付「玉筋魚」)もあるなー、と思ったものの、、、あんまりちゃんと書いてないですねえ。
では改めて。
イカナゴのくぎ煮とは、イカナゴという魚の稚魚で作った佃煮のこと。出来上がりの見た目が古釘のように見えることから「釘煮」と呼ばれているようです。
イカナゴの稚魚は、一見ちりめんじゃこ(シラス)みたいです。これを甘辛く「炊いた」ものがいわゆる「くぎ煮」、炊き具合や稚魚の大きさによって、食感が大分変わります。また味も各家庭によって、その味付けにも差があります。生のイカナゴ稚魚を醤油や砂糖類(ザラメ、水あめ等)、酒、しょうが等で煮て、最後は少し乾燥気味に仕上げます(多分)。鮮度のいいうちに仕掛けなければ味が落ちるのですが、稚魚であることもあって柔らかいため痛みやすく、これまではイカナゴの揚がる港から近いところでしか作られていませんでした。それが最近では、技術の向上なのか情報の共有化の影響なのか、以前より広がった範囲で作られるようになったそうです。
以上、ひらのりのいかなごくぎ煮講座、でした。ちなみに私は作ったことはございません。

参考: Wiki イカナゴ

・+α 「しらすとその愉快な仲間たち」 フォトギャラリー
イカナゴを説明するのに「ちりめんじゃこ(シラス)に似ている」という話をよくするのだが、その辺を調べているとでてきた「しらすとその愉快な仲間たち」。愉快すぎるだろう!カワハギとか、超ラブリー。ひいらぎ、となっているのは、イトヒキアジではなかろうか。地方名かと思ったのだが、どうも調べてみるとヒイラギはヒイラギでいるみたいだ。名前が何であれ、しらすに混じっているサイズの時代からこんなちゃんとした形なんだ、ということに感激。素敵すぎ。
by hiranori | 2009-03-10 18:38 | ごはん・たべもの


<< 葉山バーガー おもてなし >>