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韓国旅行 2009: 観光編

今回の旅行の目的は友人の結婚式への参加だったのだが、合間で観光もして参りました。でもこうやって見ると、たいしてやってないか?

★昌徳宮(チャンドックン)
日本でいう、京都御所みたいなもん。李王朝の建物の保存状態として一番良いらしく、また自然との調和が素晴らしいという点で、1997 年世界遺産に登録されている。
入れる時間が決まっているらしく、我々は丁度開門時間の少し前に到着、ラッキー。
中はだだっ広く、のんびり歩くと 2, 3 時間は余裕でかかると思われる。何も調べずに行ったから分かってなかったけど、そりゃ王宮なら、でかくて当たり前だ。寒かったこともあり、さくさく歩いて通過。途中で日本人ツアーの大集団にも会ったが、みんなぞろぞろついて聞いていてえらいなーと思いながら追い越し(いや、勿論ちゃんと聞いたら面白いと思います)。そしたら途中でオジサンに呼び止められ、「ちゃんとツアーに入ってください」と怒られた。実は自然保護のため、木曜日を除き、毎時定められた時間にガイドの案内でのみ見学可、なのだそうだ。本気で何も調べていなかった我々・・・ごめんなさい。でも最寄にいたツアーがコリアンツアーだったことと、「時間ないから無理ー」と訴えたことで、オジサンしぶしぶ了承。さくさくと歩いて抜けた我々だった。途中、新緑がとても綺麗なところがあり、素敵だった。建物よりもそこが一番好きだったなー。次回行くことがあれば、暖かい木曜日にのんびり散歩したいと思う。


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★三清洞・北村(サムチョンドン・プックチョン)
古い街並みが続く、不思議ゾーン。高台にあり、家と家の間の道が細くて急な坂になってたり、みたいな感じ。のんびりしたい時によい。多分こっちが北村。
三清洞は、カフェやショップ(洋服や靴、アクセサリーなど)、食べ物屋さんが並ぶエリア。たくさん並んでいるが、がちゃがちゃした印象は受けない。友人も私も、このエリアで靴を購入。土曜はお天気が悪かったこともあってか、人は多くなかったが、日曜日に再度訪れると物凄い人で、かなり買い物疲れすることになった。現在韓国では、アーミーサンダルみたいなやつと、フラットシューズ(バレエシューズ)がやたら流行っているらしかった。


★市場
買い物を兼ねた観光。市場って楽しい。商店街の栄えている駅は安全だ、なんていう言い方が日本にもあるけど、市場の元気な都市は、食べ物が美味しくて活気がある気がする。

・南大門市場(地下鉄2 乙支路入口、2 or 1 の市庁からでも歩ける)
夜ご飯を食べた後に、夜もやっているらしい、ということで立ち寄っていたのだが、暗いわ人はまばらだわ寒いわで、一度目は海苔だけ買ってさっさと立ち去ってしまった。
翌朝もう一度行ってみると、いかにもアジアの市場っぽく、道の両サイドの店と、道の真ん中にズラっとお店、という形式で店が並んでいた。食べ物、衣料、食器類等、基本的に何でもあると思われる。またニセブランド品も大量に売っているが、お店の人が「お姉さん、ニセモノ要らない?」と言って声をかけてくるのにウケる。しかも「本物よりいいよ!」って、おい。本当に本物よりいいかどうかは置いておいて、バッタモノであることを堂々と言っているオモニたち、嘘つきではありません。堂々言えばいい、ってもんでもないけど(笑)。再訪の日は、金属のお弁当箱を購入。お弁当箱は、値引いてもらっても他で見たほうが安かったので、全体的に割高なのでは、少なくとも観光客に対しては観光料金なのではないか、と思った。


・中央市場、台所用品卸通り(地下鉄 2, 6 新堂駅付近)
台所用品卸通りを探していて、中央市場にたどり着いた我々。海産物や肉、野菜など、生鮮食品系が並んでいる。かなり広いよう。あと韓国の市場には、必ずキムチ屋さんがある。
ここでは冷麺皿などを購入。韓国の、金属系の食器はなかなか面白い。現金の手持ちが少なかった為、値下げを要求すると、あんたたちの言ってる値下げ分だけで私は珈琲が飲めるのよ!的なことを、身振り手振りで超不機嫌そうに言われた。だんだん面倒になってきたのと、日本円換算するとたいした差ではないことは分かったので、まあこれでいいか、と、買うことに決めたところ、おばちゃんはコロっと愛想の良い人に早変わりした。なんてゲンキンな。まあそういいつつも、少しは下げてくれたのでよしとしよう。キム・ヨナのファンなのか、キム・ヨナの出ていたテレビを見てキム・ヨナの写った新聞を読んでいた。
市場を抜けて、もしかしてここが台所用品卸通りでは?というところを発見。値段は先ほどの店と大差なかったが、品揃えが良いので、次回はこちらでざくざく買いたい。でもまた行き着けるかは、不明。


・広蔵市場(地下鉄 1 鐘路 5 街駅)
生鮮食品と、食べ物、衣料。衣料というか、繊維街のような感じで、布が大量に売っている。またチマチョゴリなどの伝統服の仕立てもやっているらしい。チマチョゴリ用の靴や、それに付随する小物類も大量に売っていた。あまり用が無いといえば無いが、面白い。トンポ、という、袱紗(のようなもの?)をお土産として購入。ここのお兄さんは言い続けたら結構負けてくれた。負けてもらう時のポイントは、向こうが「そんなの無理だよ~」と現地の言葉で散々言ってくるので、こちらも「そんなこと言うなよ~」と、屁理屈を日本語で畳み掛けて言うこと、だと個人的には思っている。
市場の真ん中は、ご飯が食べられる出店がずらりと並ぶ。今回は他に食べたいものがあったのでその場では食べなかったのだが、次回はあの中で食べ歩きをやってみたい。緑豆チヂミは、水に浸して少し柔らかくした豆を、その場で電動臼で引いて粉にしているっぽかった。



再度ソウルに行ったら、台所用品卸売で金属系グッズ、広蔵市場でごはん、あといけなかった他の市場(風物市場、中部市場、鷺梁津水産市場)にも行ってみたい。なんにせよ、市場は楽しい!
by hiranori | 2009-05-13 00:04 | 旅行


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