料理の本の中で私がケンタロウ氏の本が好きな理由は、簡単であること、食べることが好きであること、そして、テキトーであることを良しとしていること、だ。だって仕方ないんです、フィーリングですから、って、困ったように書いてある。正しいと思う。
あと、胡椒が凄く好きなこともポイント高し。カレーとオイスターソース好きもすごく、それについては時々、「またかい!」って思うけど。偉そうじゃなく、わざとらしく作りこんでいないところが、テキトーな私にピッタリ。料理本どおりに作ることは少ないけれど、彼の本は、眺めているだけで楽しくて好き。