私が ハナレグミ=永積タカシ の歌が好きな理由は、その曲調や声や、ちょっとした遊び心だったりもするのだが、彼のバランス感覚にもあると思う。
「
光と影」で、彼は、最初は「闇の向こうの光を見に行こう」、その次は「光の先の闇を見に行こう」と歌う。そしてそれは、「僕だけの光と影」だと。
光ばかりではない。影ばかりでもない。影があってこその光、闇を認めてこその光。良いことばかりを見る訳ではなく、かといって悪いことに悲観的になる訳でもない。このバランス感覚が好きだ。あと、彼の、凄く凡庸な感覚が好きだなあ。
真っすぐに 熱くなれたら
なんにだってなれるぜ どこへだって行けるんだぜ
光と影の歌詞は
コチラ