人気ブログランキング |

2006年 10月 29日 ( 4 )

10/29 大瀬まくり in Autumn (2 日目) ~ Special Version 迷子編 ~

4 本目。
死ぬかと思った・・・。死ぬ、というのは大げさかもしれないが、少なくとも、帰って来れないと思った。これ、本当。これまでの、特に今年になってからの私のダイビングに対する自信を全て崩す 1 本でした。慢心しちゃいけないって思ってたけど、その直前がうまく行き過ぎて、ちょっとピノキオになってました。あ、ピノキオは嘘ついてああなったんだっけ。嘘ついた訳ではないんですけど。
3 本目で見事イバラタツにたどり着いたワタクシ。こりゃもう一回行くっきゃないでしょう!と、かなりテンション高めに(今思えばかなりタカを括って)イバラタツに会いに行きました。
当然、先導は私。でも相変わらずケーソンに縁が無い(見つけられない)ので、ケーソンの真上から潜行。これがケーソンだから、といわれてもどこから見ている絵なのかピンと来ていなかったのだが、ばれていただろうか。さすがに少し中に入ると、ああ、今見てたのはこういう構図だったのね、というのが分かって、やっとケーソンに親しみが湧いた。そこからチェーン伝いに桟橋へ、桟橋から沖へ伸びているチェーンを伝って別のケーソンへ。途中、チェーンとロープが交差した後でチェーンが消えるが、さすがに先導も 3 回目ともなると、この確度を維持して進めば続きがある、というのがわかる。しかもさっきは少し右に振りすぎてしまったので今回はそこを軌道修正、無事に自分の真下にチェーンが出てきた。いい感じ。そんなこんなで無事にケーソンに到着。さっきより少しスピードを落としたけど、これでいいのか?まだ早いのか?しかもここまで、特に魚の解説等々せずに着いたが、果たしてそれでいいのか?でもみんな知ってる魚しか今のところあってないからいいんじゃ?などと、考えつつ、少しケーソンに滞在してみる。ガイドさんって、こういうことも組み立てて潜ってるんだよな。当たり前だけど、でもすごいなあ。
残念ながら、ピカチュウはやっぱりいない様子。という訳で、ここからイケスへ。さっきのとおり、素直に行けばちゃんと着く、と思ったので、そのまま進む。・・・無い。イケスが無い。実は後でサービスの方に聞くと、ケーソンからイケスは少し北方向、つまり左前方に位置するらしい。私は少し右よりだと思い込んでいて、右側に振ってしまった。結果、見事に右奥に迷い込んでしまった。こりゃー、やりすぎだ、と、さすがの私も思い、「迷いました」と書いてみると「皆知ってる」と返される。ばれてる。ここはいつもの癖で「とりあえず進む」はやめ、きちんと分かるところに戻ることにした。ケーソンまで戻る旨を告げて、戻りかけたのだが・・・今度はケーソンに戻れない。ここが今回の私の最大のショックだった。まっすぐ来たのだからまっすぐ戻ればいい、と思っていたのは、大変甘かった。ふわふわと戻った私の上に現れたのは、幽霊船さながらに漂う網。この光景、どれだけ怖かったか、是非共有したいところである。ケーソンが見つからない上に網につかまり、ひらのり、放心。うわー、このまま戻れなくなるのかも、人ってこうやって死ぬんだっけ、なんて考えたりした。ひとまず戻らなければならない。それが先行して、浅い方に行きかけたところで、先生からストップがかかる。その場から最も近い浅い方、とは、ちどり側になってしまうので違うよね?とのこと。半ば混乱中なので、わかったけどわからない。大変申し訳ないが、ここからの先導を引き継いで頂いた。モウダメデスモードで後を追うと、見慣れたチェーンとロープの交点が!今まではこの、チェーンが消えるポイントは私の嫌いな場所だったが、これほど輝いて見えた瞬間は無かった。そこからエアをチェックして、イバラにリトライ。しかし見事、再度わからなくなってしまった。このままイバラに会えないどころか、何も見ない 1 本になるんだろうかと思い、申し訳なさでめげていたところ、ロープを発見。ラダーはロープの先にあることを思い出し、もしや?と思ったが、湾内にはたくさんのロープが張られているため、こいつかどうかわからない。実際、さっきからかなりのロープに騙されているので、これも違うか、と思ったら、なんと先にラダーが見えてきた。なんでだ!?このからくりが分からなかったため、ラダーに付いてからでさえ、頭にはハテナが浮かびっぱなし。ここなのか?と思っているように見えたらしいが、絶対にここなんだけど、なんでここに今いるの?という疑問なのでした。何はともあれ、先ほどのキンチャクダイ yg やムレハタタテダイ yg がいるので、絶対にここ。絶対にこのラダー。となると、絶対にイバラがいる。探す探す、しかし見つからない。さっきはこの辺にいたのに!と思っていると、いたーーー!いましたーーーー!ラダーについている草に、くっついてるじゃないですか。手を上げて先生に訴え、見事、皆様に見て頂くことが出来ました。ほっとしました。
その後はダッシュでゴロタ迄戻り(本当はみんなもっとじっくり見たかっただろうに)、浅瀬でしばらくキビナゴ(カタクチイワシ?)の群れをボーっと眺めたりしてから Exit した。

ちなみに、途中のからくりとは

1. -15m で必ずチェーンとロープの交点がある。
深度をキープしてちどり側から北西へ進むと、そこにぶち当たるはず

2. -22m を北西方向に進めば、ラダーに当たる可能性が高い
(ラダーは -22m に位置することはインプット済)

という、深度と方向を利用したものでした。

今回最も問題であったのは、帰れるルートを確保していなかったこと。ダイビングの基本は、無事に帰って来れることだと、改めて確認した。行けると過信したことも問題だが、これは自信を持つことの裏返しみたいなもんでもあるので、難しいところだ。あとは、冷静さを保つこと。私には苦手な分野だが、確実に克服しなくてはならない点である。
そんなこんなで、今年のウェット潜りは完了。いやー、すごい納め方になってしまった・・・。付き合ってくださった皆様、本当にありがとうございました・・・。
とにかくこのルートについては、是が非でもリベンジしたいと思った。透明度いい時に、じっくり勉強したいものである。でもしばらく、あの網はトラウマ。
by hiranori | 2006-10-29 23:59 | Diving

10/29 大瀬まくり in Autumn (2 日目)

今日は moguring にて潜り。前日の講習とうってかわって遊ぶ気満々。計画段階では、朝イチから潜ってやるぜ!という気分だったのだが、前日相当潜ったので、皆さん(私含めて)のんびりスタートモードになりました。いやー、2 日目は、ね(笑)。次回企画する場合は、こういうところもちょっと考えた方がやっぱりいいだろうな。多分正しいのは、1 日目少し軽めにして、2 日目をしゃっきり潜る、だと思われる。

1 本目
まずは昨晩紛失されたカメラを探しに湾内に行こう、ということに。恐らく朝の方が透明度もいいだろうし、という目論みもあり。
まずはムチカラマツエビ!でましたー、これまでガラスハゼしかムチカラマツでは見たことの無かった私(のはず)、初エビです。毎度のことだが、よくもまあこんなちびっ子を見つけられるよ、と、感心しつつ、観察。ほんとに動いてる。そしてムチカラマツに酷似している。これ、ムチカラマツが世に出てきてから、ムチカラマツエビってものが生まれたのかなあ。すごく大昔だと、全然違う形のエビで、進化論にのっとって似てきたのだろうか。とにかく、ものすごく似ているのである。そして結構ラブリー。でも見つけるのはやっぱり大変そう。
左奥でフラッシュが光っていたので、何を撮っているのかが気になる。昔はそこまで頻繁に撮られていなかったが、これだけデジカメ撮影隊がいるようになると、おこぼれに預かれてとても便利。
そちらに移動し、ついでにエセビーナスをチェック。大瀬崎の湾内はとにかくいろいろなものが目印/魚の棲家?として沈められている。その 1 つに、ビーナスと呼ばれる女の人型の鉄板?があるのだが、これを以前探しにいって、玉砕した。今回はそのルートからは少しずれていたので、とりあえずエセビーナスをチェックすることに(前回、こいつは見つけたので、再確認)。そしてそのエセビーナス。落ちぶれた女優さながら、すごく適当に寝っころがっている。これでいいのかビーナス。ちなみに、本物ビーナスも相当コケ(海草?)に覆われているらしく、ビーナスという名前は既に過去の遺物化しているようにも思われた。
と、また海草みたいなもの(こりゃカミソリウオだ!)がブロックの壁際、地面から 2,3cm ほどのところにペアで浮いているのを発見!先生がフィンで蹴りかねないところに位置していたので、慌ててお知らせ。撮影対象は、こいつだったか。予想よりでかく、のべっとした感じ。凹凸がないというか、ほんとにこういう草浮いてるよね、という感じのする魚である。魚?魚。写真集に載るカミソリ君は、モデル体系であるらしい。この度お見かけしたのは、凡カミソリのようでした。これが生きてるんだもんなあ。つくづく、不思議な魚である。
その後、カメラ紛失エリアへ到着、みんなであちこち見てみるが、見つからない。無くされたご本人が、結構広範囲で行動される方なので、探索する我々も妙に広範囲を行ったり来たりしていて、他の人がみたら、グループに見えなかったかもしれない。透明度も悪くなってきたので、途中でちょっとやベーって思ったが(苦笑)。
そこからイバラタツ目指して移動、しかし残念ながら違うっぽい。こんな感じで上がりました。
ゴロタに行く前に、ムレハタタテダイが集まっていた。これまで大瀬で見た中で一番大きな群れ。皆で輪になって、輪の真ん中でつつきあっている光景が不思議でした。なんていうの、大キス大会?(笑)群れて泳いでいるのはいつものことだけど、輪っかになっているのは初めて見たので面白かった。

2 本目
今回の目的の 1 つである ET さんと潜るために、別チームに混ぜてもらう。ガイドしてくれていーよ、と、優しい(手厳しい?)お言葉を頂くが、そんな滅相もない!ということで、ふわふわと先端へ付いていくことにしました。最近の私の先端での潜り方は、「出会った魚と遊ぼう」。獲物を探すというよりも、ハナダイ系やイソギンチャク系、群れ系、とにかく出あった魚に癒されよう、みたいな。
いつもは(というほど潜ったこと無いんだけど)どちらかというとビーチ側に行くのだが、今回は先端の更に先端がわに流されてみようー、というもぐり方。ほほー。
エントリしてすぐ、まずは昨日同様、ソラスズメダイの群れ。昨日より更に党員増大?という位上をキビナゴの大群!このキビナゴの群れ、私ものすごく好きなのです。ザーーーーーッと大量の小魚たちが自分の上を通り過ぎて行き、戻り、1 まとまりから 2 つに分割、さらにまた合体、みたいなのを繰り返す。ほんと、たまりません。今回はその群れが上をずっとついて来る。嬉しい。どうやって行く方向を決めるんだろうとか、先頭っていつも一緒なのかなあとか、色々疑問はあるのだが、とりあえずこの時はこれを見ているだけで幸せ。その後はハナダイ系をふわふわ見て、スズメダイの群れと戯れ、流れに乗って Exit した。ところどころでムチカラマツや石の境目を見てみたけど、まだまだ私には探せない区域だなあ。相変わらずのコガネスズメダイ yg や、流れていてもまっすぐなヤガラ等々と対面できたくらいかな。そうそう、カンパチがキビナゴの上にいたっけ。カンパチも格好良くて大好き。
途中で、リーダー H 氏が Exit しそうな気配を見せたので、チーム一丸となってそちらに戻ったのだが(行き過ぎたメンバーも頑張って戻ってきた)、そうではなかったらしく、また流れに身を任せたため、がーん!となった。地形覚えてないからなー。どこで出るか分かる/分からないということが、こんなに自分の行動に影響を与えるようになるとは、一昔前には思わなかったな。
その後は、おまけのお楽しみ、鯉の餌やり(笑)。なぜか岬の先端に真水の池があり、鯉がうじゃうじゃといる。伊豆 7 不思議を名乗っているが、そもそもこの先端ポイントは神社の中にあり、それだけでも十分不思議だろう、と思うのだが。リーダーが餌を人数分買ってきてくれ、皆で手をモナモナしながら餌やりした(最中のかわに餌が入っているもので)。すごい勢いで鯉たちはえさを食べ尽くしたのだが、遠くに投げられた最中にはかなり長い間気付いてくれず、岸の近くで重なり合って餌を取り合う構図と対照的で、笑いを誘っていた。

3 本目
残タンで湾内へ。しかも「ひらのりがガイドするって」というお言葉がふってきた。いやいやいやいや、ちょっと待てーーー!!それ本気ですかと慌てたものの、ある意味いいチャンス。ここは有難く受けさせて頂くことにした。
さて、どこにどう行くか。残で行くわけだし、多分何らかの目標に行って帰ってくるのが限度だろう(浅いところでふわふわってのももちろんありだけど)。この時点で、カミソリに再度行くか、イバラタツに挑戦するか、の 2 つに絞った。丁度 2 本目の前に、サービスのスタッフの方からイバラタツ情報を仕入れさせて頂いていた。やっぱこれでしょう、ということで、イバラタツにチャレンジ、に決定。
と、このダイブは、実はあるメンバーの方の 200 本記念。エントリしてまずは旗を広げてお祝いし、みんなで記念撮影。手作りの旗がものすごくいい出来で、ステキなお祝いだった。写真、私が撮れれば私が撮ったのだが、写真は分らんわ、途中で止まれないわで、諦めました。ごめんなさいねー、お邪魔しておいて・・・。あとで写真を見せて頂きましたが、とてもいい写真でした。
その後、ナビスタート。しかし、ここでもケーソンが不明。前回のプチナビ失態集の再来かという感じ。前回ケーソンが見つけられなくて、という話は事前にしてあったので分ってもらえるかも、と思い、スレートに「ケーソン・・・」と書いてみたら、メンバーは違うのに、同じような反応が返って来た。そしてリーダーの「チェーンあるし!」という目の威力に押され、チェーン伝いに先に進むことにした。(ケーソンからチェーンが伸びていて、それを伝えばいけるので、その時点でケーソンはそこまで重要ではなくなる。)後で聞いたらまさにそのまま、「っていうかチェーン見えてるし!」と思っていたらしい。アイコンタクトってすごい。
チェーン -> ケーソン -> いけす -> ロープ -> 更に先にロープ -> ラダー(はしご)という道順を、なんと一発で行けてしまった。絵に描いてもらったそのままに、目標物のはしごに到着した我々。そして先導は私。すごい。私すごい!結構なスピードで来てしまったので、他の魚に見向きもしなかった。しかも残タン、これで会えなかったらお付き合いして下さった皆さんに申し訳ない、何より ET さんの 200 本に華を添えられない!と思っていたが、無事な発見にかなり嬉しくなった。
っていうか、目的はラダーじゃなくてイバラタツ。そしてイバラタツは・・・?見つかられない・・・。こんな小さいエリアなのに!と思っていたら、さすがリーダー、見事に見つけ出してくれました。ちなみにラダーにはムレハタタテダイのちびっこと、キンチャクダイのちびっこも同居していて可愛かった。
イバラタツ撮影会終了後、無事に戻り、そのまま Exit。まだ経験本数の少ない方のみ、エアチェックをしていたのだが、実は他にもっと少ない人がいたりしたことが判明・・・ごめんなさい。イバラタツのところで、一旦確認すべきでした。みんな、ばっちりじゃーん!と誉めてくれたものの、実際すんなり行けたものの、反省は色々ある 1 本です。ちなみに反省点は

1. スピード: 速すぎ
2. エアチェック:怠りすぎ
3. 魚解説:しなさすぎ

の、大きく 3 点でした。怖いのは 1 と 2ですね。フォローいただけるのが分かっていたとはいえ、良くないことです。
でもやっぱり、無事に着いて帰って来れて、念願のイバラタツに会えて嬉しかった 1 本でもありました。

そしてこの感激が、4 本目の恐ろしい結果を招くことに・・・いや、結果はいいのか?経過?とりあえず、恐怖の 4 本目に突入するなんてこの頃には知る由も無かったのでありました。
by hiranori | 2006-10-29 23:58 | Diving

ダイビングにみる人生の考察?

ブレイク 2。ダイビングって、大げさに言うと、結局その人の人柄がよく見えるのである。どういう風に潜るか、何に気をつけてもぐるか、どこで判断するか。例えば、潜りについての臨機応変さが足りない私が、仕事で臨機応変にできるかというと、やっぱりダメなのである。
更に考えると、これはダイビングに限らず、人の生き様というか、ポリシーだったり性格だったり考え方だったり長所短所、とにかくそういうのが色んな局面で見えるんだなと思う。何をしても、根っこの部分は一緒なんだな。結局、ちゃんと自分で納得いくようにやっていかないと、どれをとっても納得のいかない結果になるような気がした。
こういうことを考えることは結構多い。そしてこういう事を考えていると、またそのきっかけになったダイビングが面白く感じたりするのである。人生もぐるぐるしている。
by hiranori | 2006-10-29 00:01 | 考え事

悩ましいフォローの仕方

ちょっとブレイク。今回のダイビング(前半)で一番難しかったことは、自分の潜る技術とかもそうなのだが、フォローをどこまでするか、だったように思う。私は、フォローはできる限り最小限にしたいと思っている。気にはなるけど。これはフォローするのが嫌だということではない。むしろ多分、世話を焼きすぎてしまうほうだと思う。それが適切なのかどうかが、分からないので困る。
自分が負けず嫌いだからかどうかわからないが、私は過保護にされるのがあまり好きではない。まあ、かまってもらえないのは寂しいので(笑)、我侭な要望だというのはわかっているのだが、本人のレベルアップのためにも、できるだけ一定の距離を置いた状態で見れるようにしたいと思う。ただ、そうは言ってられない場合だってあり、その辺の見極めや、いざという時に適切なフォローが本当にできるのか(遅くならないか)、といった辺りに迷いが出る。適切なフォローって難しい。
フォローに関して。ダイビングの場合、エア切れということが起こる。自分が担いでいったタンクの空気だけでは足りなくなることで、その場合、組んでいるバディから空気を分けてもらう。私はかなりエアもちがいい。なので、人にあげることはあっても、ひとから貰うことはまずない。いまだかつて、分けてもらったことは無い。この間その話をしていて、あげ方にも上手/下手があるということを聞いた。色んな人から貰うと、その差が分って面白いそうだ。またそうすることで、上手なあげ方というのが分かる、のだそうだ。なるほど。今度、エアが切れて無くても、試しに人から貰ってみようかな。・・・くれるかな?(笑)
by hiranori | 2006-10-29 00:00 | 考え事